オタク長文・ログ

オタクのチラシの裏。書いてる人 わらびもち

やってみて感じた同人誌作るつらさとよかったこと

Twitterに上げるだけなら自己満足で書いておわり!他人の評価は知らん!って思えたけど、本にして売ると、他人からの評価テーブルに強制的に乗せられてしまうなと思った。
ネットもリアクションの数字は出るけど、同人誌は在庫という現物にダイレクトに影響するじゃん。
ネットに上げてるだけならこんな残酷な状況にはならなかったのに…けどこれを選択したのは浅はかな自分…。

「同人誌なんて好きに作ればいいんだよ」とはよく言われるけど綺麗ごとだよなと思う。
一生懸命作ることでの満足は当然あるけど、1冊も売れなかったら他人からお前の本はいらないと言われてるような気がしてつらい。

 

これ私が入稿した翌日に上がったのタイムリーすぎてちょっと泣いた。
同人女S2-最終回】あの頃の同人女 後編 | 真田つづる #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/93959837 
この漫画は完成をゴールにしていて、漫画としてはこれで正しいけど現実はこうはいかないよなぁ。
このあとのイベントで好野さんの本は売れたのだろうか。
だけどこの漫画の場合、絶対に楽しく読んでくれる人が1人はいるから(蓮見さん)どっちにしろハッピーだよね。だけどみんなに蓮見さんがいるわけではないのだ。

 

ただ今回本を作ったことで、応援も見える形で受け取ることができた。声掛けもそうだし、手に取ってもらう行為そのものも含まれるから、本を作らなきゃ見えないものだったと思う。すごく嬉しかったしやる気も出た。

ずっと他人からの評価や需要をモチベにするのは怖いからやりたくなかった。モチベの根幹は自分依存でありたい。ただ、他人からの好意的評価はブースターとしてはめちゃくちゃ良いんだなーと実感した。ありがたかったです!